実は最近まで「月花霧幻譚 TORICO」(セガサターン)というゲームがあるのを知りませんでした。
おそらく、パッケージが地味、タイトルの漢字が読めない、という理由でスルーしてたのかもしれません。
開発はメガCDの「夢見館の物語」と同じところで、作品のバックグラウンドはつながっているようです。蝶が出てきます。「夢見館の物語」の続編だと思っていいかもしれません。
さてゲーム内容は簡単な脱出ゲームです。一回クリアしてしまうとゲーム要素はなくなってしまうので、なるべく攻略ページは見ないでクリアしましょう。
映像はシネパックを使ったプリレンダリングです。今のゲーム機ならリアルタイムレンダリングになるでしょうね。
評価すべきは街の中を足で移動する速度がスピーディーだということ。風になった感じで移動します。歩く速度までリアルにしてタラタラしたゲームが多いですが、これは見習った方がいいと思います。
攻略としては、前の持ち主がマップに鉛筆で書き込みをしていたのでそのまま載せます。
「火事」の「事」を漢字で書けなかったのを晒されるとは前の持ち主は思わなかったでしょうね。
マップとしてはこっちの方が役立つかと思います。塔の数がいくつかすら分からないと結構混乱します。各塔の内装も似ていますが、よく見ると色が違います。
【余談】
YouTubeで検索したらフランスの人が日本語版をプレイして紹介してた。
最後サターン本体が暴走で終了してたのが心配です。