うえぽんSW局

古いタイプの日記ブログです。気まぐれに更新してます。

2011年09月

 現在は宇宙ごみとなっている20年前に打ち上げられたアメリカの人工衛星。
 それが24日の午後には地球のどこかに落下するらしい。

 時事ドットコム:宇宙ごみの衛星、23日にも落下=人に当たる確率3200分の1-NASA
 asahi.com(朝日新聞社):24日昼から夕方に落下の可能性 人工衛星の分析続く - サイエンス

 ↓のネタをやるのは今しかない。
【コミPo】SDI
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 アメリカでも光る猫が誕生したそうな。

 「光る猫」誕生…下村博士の研究を応用 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 世界の雑記帳:遺伝子操作で「緑色に光る猫」、エイズ治療に道=米研究 - 毎日jp(毎日新聞)

 台湾で光る豚が誕生したのはもう5年も前。こういうのはいまさらな気もするが、「アメリカで」というのが重要ポイントだと思う。宗教や倫理的にこういうのをタブーにしてそうなので。

【コミPo】光るカラーひよこ

 青色に光るのはあまり見たことがないのでこういうのもLEDみたいに青色は難しいのかもしれない。


 そういえば銀河鉄道999に光る人間の話がありました。
 サブタイトルは「蛍の街」。全身光ってると美しいとされ、部分的に光るのは醜いとされる。999ではよくある差別社会。
 999_「蛍の街」より

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 エスパー魔美を見ていたら「籠脱け詐欺」というのが出てきたのですが、ネット検索しても同じ辞書から引用した辞書サイトばかりでつまらなかったので、4コマ漫画にしてみました。

【4コマ】籠脱け詐欺


 籠脱け詐欺とは、建物を利用して自分がそこの関係者かのように装い、相手を騙す詐欺。
 2004年に水戸簡裁で起こった実際の出来事を元に書きました。
 47NEWS: 水戸簡裁で職員装い詐欺 交通違反者から罰金名目で

 小説や漫画ではこれを応用したネタが結構あります。エスパー魔美もそうですが、星新一のショートショートにも建物を貸してしまった側の視点で書かれたものがあります(タイトルを書くとネタバレになるので書きませんが)。

 他の例ですが、窓の杜の講座でクロスサイトスクリプティングがネットにおける籠脱け詐欺だと説明してます。なるほどね。
 窓の杜 - 【めも理と窓太のパソコン講座】第104回:クロスサイトスクリプティングとかご抜け詐欺

 【余談】
 個人的なネット検索のコツ。
 画像検索すると図を使ったり漫画で説明している分かりやすいサイトが見つかるので便利である。
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 AviUtlのプラグインフィルタです。
 「とにかく高速なノイズ除去フィルタ」というのを目標に作成してみました。
 いつものところに置いてあります。

 AviUtl プラグイン フィルタ by うえぽん

 サンプル画像です。

メディアン差分のサンプル


 モスキートノイズ、シュート、リンギング、ホワイトノイズが軽減されるようです。

 仕組みは、メディアンフィルタ前後の画像で差分を取り、大きく変化しているところの処理をキャンセルするという単純なものです。
 メディアンフィルタは以前のSIMD化したのと同じ方法でやってます。
 処理速度は、回数を2回にしたのが、AviUtl標準のノイズ除去と大体同じ速度といった感じです。


 最近はデジタル化によってノイズ除去はあまり必要じゃなくなっているようですが、やっぱりあった方が良い結果が得られます。しかし、HDサイズが当たり前にもなるとノイズ処理にも時間がかかってしまい、掛けた時間が効果に見合っているとは言えません。それならと、とにかく高速化すれば多少稚拙でも時間に対して効果が見合っているということで、存在価値があるんじゃないかと作ってみました。
 「巧遅拙速」です。
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 おすすめされたので読んでみました。
 絶版本ですが、アマゾンのマーケットプレイスで購入。今はマケプレの商品もアマゾンのギフト券でも買えるんですね。

 星新一氏はアメリカの一コマ漫画の収集家だそうで、それらをネタの種類ごとに分類してあれこれ語ったエッセー集がこの『進化した猿たち』だそうです。
 これを読んでいて思ったのですが、ここからインスピレーションを得てるんだなぁというのがいくつかありました。
 たとえば『女性の登場する死刑漫画は、私の収集にも二種しかない』と書かれているのですが。これで思い出したのが『偏見』(『午後の恐竜』に収録)という話。これがまさに女性死刑囚の話だったりします。それでもってオチも一コマ漫画みたいです。


 さてさて、能書きを書いても文章を読む人は少ないだろうと思うので、占師ネタから四コマ漫画を作ってみました。

【4コマ】占い屋


 ついでに、AAは一コマ漫画みたいだなとも思ったので、こんなのも作ってみた。(たまにはセガネタも)

進化した父ちゃんたち


■各版の違い
 ハヤカワ単行本版(全2巻)、ハヤカワ文庫版(全3巻)、新潮文庫版(全3巻)の三種類があります。
 ハヤカワ文庫本版は単行本版を機械的に縮小したもののようです(新潮文庫版のあとがきによるとキャプションが読みにくいなどの批判があった模様)。
 新潮文庫版では、アメリカで版権を請け負って貰っていた出版社の部門がなくなったため、別ルートで版権を取得しなおしているそうです。収録されている一コマ漫画に違いがあるようです。




進化した猿たち (1968年)
星 新一
早川書房
1968T



新・進化した猿たち (1971年)
星 新一
早川書房
1971T



 [追記]
 長らく絶版になっていましたが2017年にリニューアル復刊されました。ただし傑作選的なものなのですべては収録されてないようです。またこれも権利関係の都合で一コマ漫画が未収録のようです。


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 『エヌ氏の遊園地』『ほら男爵 現代の冒険』『午後の恐竜』の三冊を読了。

エヌ氏の遊園地 (新潮文庫)
新一, 星
新潮社
1985-07-29



ほら男爵現代の冒険 (新潮文庫)
新一, 星
新潮社
1973-11-30



午後の恐竜 (新潮文庫)
新一, 星
新潮社
1977-06-01



 というわけで『エヌ氏の遊園地』から一遍。

【コミPo】「開業」


 細かい部分は端折ってますが、電話がかかってくるところは、お店の人に名前を聞いて電話をかけてきています。おそらく名前から電話番号を調べたのでしょうが、これだと現代では難しいかなと思ったりします。
 まず個人情報ですから店員が名前を教えてくれないかもしれないし、名前がわかっても電話帳に名前を載せない人もいます。また今だとかけてきた人の電話番号を知らせるサービスがあるので、知らない番号だったら出ないことだってあります。それらの小さなハードルをクリアしないとお話が始まらないかなぁ、と思うのです。
 それはそうと、落語の「試し酒」という話を思い出しました。

●『ほら男爵 現代の冒険』
 これはショートショート集ではなく短編小説なのですが、それはどうでもよく、石川喬司氏が解説で紹介しているエピソードが面白かったので引用。

 (略)
 小松左京、筒井康隆、手塚治虫らSF作家クラブの仲間と一緒に東海村の原子力研究所を見学したときの話である。案内してくれた実直そうな技術者に「何からお見せしましょうか」と聞かれ、星新一はなんと「まず原子というものを見せてください。公開の原則というものがあるでしょう。見ないうちは本当にあるかどうか信用できません」と答えたのだ。それから仲間の方を向いて、「実は原子力はね、茨城のお百姓さんがこやしをやって、畑でつくってるんだよ」と童顔をほころばせたものである。
 (略)


 最近ネットで同じエピソードが紹介されていましたが、手塚治虫もいたようですね。

●『午後の恐竜』
 少し長めのショートショートが収録されてます。
 個人的には、「エデン改造計画」とか「午後の恐竜」とかが、海外のSF(ラファティとか)で感じた雰囲気に似ているなと思いました。
 「午後の恐竜」はNHKで映像化されてますが、DVD BOX発売後の放送だったのでDVD未収録です。

【余談】
 昨日(9月6日)のGoogleロゴがホシヅルだった。星新一生誕85周年だったとのこと。
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