『盗賊会社』(星新一)を読了。
というわけで1編を1ページ漫画で紹介。
どうやらこのショートショート、クリスマスイブに新聞掲載されたものらしい。
●日経新聞で連載
『盗賊会社』に収録の作品は、日本経済新聞の日曜版に連載されていたものだそうです。
掲載日がいつなのか調べてみたところ、以下のようです。(公式の初出リストからピックアップ)
「悲しむべきこと」にはサンタクロースが出てくるのですが、12月に掲載することを考慮していることが分かります。
星新一作品は時事ネタを避けているというのは有名ですが、さすがに季節ごとのイベントは取り入れているようです。
でも12月24日の作品は「善意の集積」だったりしますが。
●「時の人」は横井庄一より前
「時の人」は、浦島太郎がテレビなどで引っ張りだこになり時の人となる話です。
これを読んだとき、横井庄一(ジャングルで発見された元日本兵)をモデルにしているのではないかと思いましたが、発表された年月日を見ると、どうやら横井庄一発見よりも4年前の作品のようです(横井さん発見は1972年1月)。
これは予言的中なのかな。
【余談】
星新一作品の挿絵を描いている和田誠さん。映画「麻雀放浪記」の監督をやっていると最近知った。
他にも、平野レミの旦那だということをさっき知った。
というわけで1編を1ページ漫画で紹介。
どうやらこのショートショート、クリスマスイブに新聞掲載されたものらしい。
●日経新聞で連載
『盗賊会社』に収録の作品は、日本経済新聞の日曜版に連載されていたものだそうです。
掲載日がいつなのか調べてみたところ、以下のようです。(公式の初出リストからピックアップ)
1967/07/02: 雄大な計画
1967/07/09: 新しい社長
1967/07/16: 名案
1967/07/23: ぼろ家の住人
1967/07/30: 滞貨一掃
1967/08/06: あるロマンス
1967/08/13: あすは休日
1967/08/20: 盗賊会社
1967/08/27: 殺され屋
1967/09/03: あわれな星
1967/09/10: やっかいな装置
1967/09/17: 程度の問題
1967/09/24: 趣味決定業
1967/10/01: 装置の時代
1967/10/08: 気前のいい家
1967/10/15: 仕事の不満
1967/10/22: 最初の説得
1967/10/29: あるノイローゼ
1967/11/05: 声の用途
1967/11/12: 紙幣
1967/11/19: 大犯罪計画
1967/12/03: 感情テレビ
1967/12/10: 悲しむべきこと
1967/12/17: 時の人
1967/12/24: 善意の集積
1968/01/07: 黒い棒
1968/01/14: なぞの青年
1968/01/21: 特許の品
1968/01/28: 打ち出の小槌
1968/02/04: あるエリートたち
1968/02/11: 最高のぜいたく
1968/02/18: 無料の電話機
1968/02/25: 夕ぐれの行事
1968/03/03: 帰宅の時間
1968/03/17: 助言
1968/03/31: 長い人生
1967/07/09: 新しい社長
1967/07/16: 名案
1967/07/23: ぼろ家の住人
1967/07/30: 滞貨一掃
1967/08/06: あるロマンス
1967/08/13: あすは休日
1967/08/20: 盗賊会社
1967/08/27: 殺され屋
1967/09/03: あわれな星
1967/09/10: やっかいな装置
1967/09/17: 程度の問題
1967/09/24: 趣味決定業
1967/10/01: 装置の時代
1967/10/08: 気前のいい家
1967/10/15: 仕事の不満
1967/10/22: 最初の説得
1967/10/29: あるノイローゼ
1967/11/05: 声の用途
1967/11/12: 紙幣
1967/11/19: 大犯罪計画
1967/12/03: 感情テレビ
1967/12/10: 悲しむべきこと
1967/12/17: 時の人
1967/12/24: 善意の集積
1968/01/07: 黒い棒
1968/01/14: なぞの青年
1968/01/21: 特許の品
1968/01/28: 打ち出の小槌
1968/02/04: あるエリートたち
1968/02/11: 最高のぜいたく
1968/02/18: 無料の電話機
1968/02/25: 夕ぐれの行事
1968/03/03: 帰宅の時間
1968/03/17: 助言
1968/03/31: 長い人生
「悲しむべきこと」にはサンタクロースが出てくるのですが、12月に掲載することを考慮していることが分かります。
星新一作品は時事ネタを避けているというのは有名ですが、さすがに季節ごとのイベントは取り入れているようです。
でも12月24日の作品は「善意の集積」だったりしますが。
●「時の人」は横井庄一より前
「時の人」は、浦島太郎がテレビなどで引っ張りだこになり時の人となる話です。
これを読んだとき、横井庄一(ジャングルで発見された元日本兵)をモデルにしているのではないかと思いましたが、発表された年月日を見ると、どうやら横井庄一発見よりも4年前の作品のようです(横井さん発見は1972年1月)。
これは予言的中なのかな。
【余談】
星新一作品の挿絵を描いている和田誠さん。映画「麻雀放浪記」の監督をやっていると最近知った。
他にも、平野レミの旦那だということをさっき知った。