うえぽんSW局

古いタイプの日記ブログです。気まぐれに更新してます。

2013年04月

 随分前にシャイニング・フォース3をクリアしましたが、そのときから少しずつプレイしていました。それでやっとこさクリアしました。「大雑把なシャイニング・フォース」といった感じの作品です。

 左が1で、右が2。

リグロードサーガ1と2


 パッケージ裏の説明。

リグロードサーガ1の裏


 OP動画(BGMはCDのオーディオトラックの高音質版と差し替え)。
 

 発売日は1995年7月21日です。
 セガサターン本体の発売が1994年11月22日なので、ハード1年目の夏休みに発売された作品ということになります。
 当時のセガサターンのラインナップからRPGだけをリストアップするこんな感じでした。

 ・1995年04月28日 ヴァーチャル ハイドライド(※アクションRPG)
 ・1995年06月23日 ブルーシード ~奇稲田秘録伝~
 ・1995年07月21日 リグロードサーガ
 ・1995年08月11日 シャイニング・ウィズダム(※アクションRPG)
 ・1995年08月25日 魔法騎士レイアース(※アクションRPG)
 ・1995年12月25日 真・女神転生デビルサマナー

 このように当時のセガサターンではRPGが不足してただけに、名作とは言えないながらも、意外と知名度が高いような気がします。
 なんというか、ミカンが不足していた江戸に、紀伊国屋文左衛門の船がミカンを乗せて嵐の中からやってきた感じです。

リグロードサーガ
セガ
1995-07-21



 以下は攻略メモです。

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 全部で356編収録ということで、この数の多さから察することもできますが、ショートショートよりもさらに短いものばかりです。いわばアイデア集とかネタ帳といった感じのものです。

天狗の落し文
筒井 康隆
新潮社
2013-12-27



 なんと「盗作自由」とのことなので、今回は遠慮なく5つを漫画にしてみました。

【コミPo】「小学校(当時は国民学校

◆◇◆◇◆◇

【コミPo】「考える人」「猫の餌」

◆◇◆◇◆◇

【コミPo】「百数えるまで」「鳴くよ


 4コマにするとしたらどうするかと考えながら読んでましたが、意外と最近流行の日常系4コマみたいなのもあったりしました。「意外と」というのは筒井康隆というと強烈なものが多い印象だったからです。まあ強烈なのも多いですが

 最後にこの一編を引用しておきます。
 父親が死に、次いで妻の父親が死に、母親が死に、弟まで死んだ。これで妻の母親が死ねば、いよいよ次はおれの番だ。
 一方SF界では、広瀬正が死に、福島正実が死に、大伴昌司が死に、星新一が死に、光瀬龍が死に、半村良が死んだ。しかしまだ小松左京がいる。荒巻義雄がいる。他にも沢山いる。同い年だが眉村卓もいる。
 まだまだだ。
 
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 『おかしな先祖』(星新一)を読了。

おかしな先祖 (角川文庫)
星 新一
KADOKAWA
2008-01-24



 というわけで1編を1ページ漫画化。
 長めの話なので大まかなダイジェストだと思ってください。

【コミPo】「ふーん現象」


 あくまでも大雑把に要約したものです。元の小説では、患者たちがニュースに対してあれこれ突っ込みを入れているのですが、その様はなんだか今のネット社会で見られる風景な気もしなくはないです。

【一行説明】
 収録作品は10編。各作品をネタバレなしで25文字以内で説明するとこんな感じです。

 「心残り」:重症患者三人から一人の合成人間
 「とんとん拍子」:腕時計型の装置で運勢が変わる
 「戸棚の男」:戸棚から様々な男が出現
 「四で割って」:何でも賭けの対象にしてしまう四人の男
 「ほれられた男」:半年間持続のほれ薬が命中しない
 「オオカミそのほか」:満月の夜、噛みつかれたものに変身
 「倒れていた二人」:ある事件の各人各説が個性と想像力豊かで内容が異なる
 「ふーん現象」:名前を忘れる奇病。嘘ニュースで驚かすことを試みる
 「所有者」:世界征服薬の製法が記された呪われたダイヤ
 「おかしな先祖」:アダムとイブが現代の街中に出現

【アダムとイブ】
 「おかしな先祖」にはアダムとイブが出てきますが、アダムとイブが出てくる作品には「最初の説得」(盗賊会社) というのもあります。
 これについて星新一のショートショートとしては珍しいのではないかと思っていたりします。
 複数の作品に出てくるといえば「エヌ氏」が思いつきますが、作品ごとに年齢や職業がバラバラのため別人です。サンタクロースも複数作品に出てきますが、サンタクロースは複数いるという考えに従えば、各作品のサンタクロースは別人です。
 別人というのなら人物を通しての作品同士のつながりはありません。
 しかし、「おかしな先祖」と「最初の説得」に出てくるアダムとイブに関しては、聖書の設定を引き継いだ同一人物とみることもできるのではないでしょうか。2つの作品において人物の矛盾もないようなので、このアダムとイブを同一人物とみなせば、この2つの作品は連続していると見ることもできるのではないか、と思ったりしています。
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 『小松左京ショートショート全集3』(ケイブンシャ文庫版)をあとがきだけ読んだので、あとがきで紹介されているショートショートを4コマにしてみました。

【4コマ】小松左京SS全集あとがきよ


 一応あとがきの該当部分も引用しておきます。
 その時、私の印象に残ったアメリカ製のショートショートで、たった一行というものもあった。
「世界は終わった。──きのう」
 これだけである。
 もう一つ印象に残っているのは、全世界の科学者たちがあらゆる技術と資金を注ぎ込んで、世界で最大のコンピュータをつくった。最初の質問は何にするかともめたあげく、とうとうひとつの質問が選ばれた。代表の科学者が、そのコンピュータにたずねた。
「神はあるか?」
するとコンピュータは答えた。
「そうだ、今こそ神はある。」
あわてた科学者が、電源のスイッチの手をのばそうとすると、彼の上に雷が落ちた。

 気になるのは、どうもこの2つ目のショートショートが、星新一の「神」(ちぐはぐな部品)に似てること。これは触れてはいけないことだったりするのかな? どうやらフレッドリック・ブラウンの作品のようだが。

【Amazonのアフィリエイトです】
 「小松左京ショートショート全集」は3種類あります。新しいものほど収録作品数が若干増えていますが、自分はそのことを知らずにケイブンシャ文庫を買っちゃいました。
 ハルキ文庫版はまだ探せばかろうじて新品で手に入るようです。ただ文庫本なのに全部そろえると単行本よりも値段が高くなったりします。

 ハルキ文庫(収録作品数 205編)
 ・小松左京ショートショート全集〈1〉 (ハルキ文庫)
 ・小松左京ショートショート全集〈2〉 (ハルキ文庫)
 ・小松左京ショートショート全集〈3〉 (ハルキ文庫)
 ・小松左京ショートショート全集〈4〉 (ハルキ文庫)
 ・小松左京ショートショート全集〈5〉 (ハルキ文庫)

 ケイブンシャ文庫(収録作品数 196編)
 ・小松左京ショートショート全集〈1〉 (ケイブンシャ文庫)
 ・小松左京ショートショート全集〈2〉 (ケイブンシャ文庫)
 ・小松左京ショートショート全集〈3〉 (ケイブンシャ文庫)

 単行本(収録作品数 192編)
 ・小松左京ショートショート全集 (単行本)(勁文社)
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