うえぽんSW局

古いタイプの日記ブログです。気まぐれに更新してます。

2014年05月

 「ショートショートの広場」の6巻(6集)を読了。




 ということで2編を4コマ漫画にしてみた。

【4コマ】『ショートショートの広場6

 今回に限らず4コマ漫画はあくまでもあらすじ的なものです。できればオリジナルを読んで欲しいです。特に今回の「ケン太君」は、童謡風のお話と思わせて意外なラストという話だったりします。上の4コマはかなりざっくりしたものだと思ってください。

●伏線のない方がいいこともある
 星新一の選評では伏線についてよく触れられていますが、今回は珍しく『これは伏線のないほうがいい。その感覚は、たくさん読んで身につけるしかない』と指摘してる作品が登場します。
 伏線はあった方が良いと思っていたので、この指摘はちょっと意外でした。
 ただ、自分にはどれが伏線なのか分からなかったりしましたが……。
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 「ショートショートの広場」の7巻を読了。




 ということで今回は2編を4コマ漫画にしてみた。

【4コマ】『ショートショートの広場7』より


●何人か常連を覚える
 3冊も読んでると、よく見かける投稿者がいます。よく見る名前というのは自然と覚えるものですね。
 名前を覚えると、その人の他の作品と比べて見たりして、その人の作風も分かってきたりします。
 そうやって段階を踏んでいけば、もしかしたらそのうちその人のファンになるかもしれないです。

●余談
 なぜ9巻から逆順に読んでいるかというと、ブログを読み返したときに1から順番に並ぶようにするためです。
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 「ショートショートの広場」の8巻を読了。「ショートショートの広場」は読者投稿作品を集めたショートショート集です。




 ということで今回は4編を4コマ漫画にしてみた。

【4コマ】『ショートショートの広場8』より


◇◆◇◆◇


【4コマ】『ショートショートの広場8


 宇宙人拉致もの等はサンプルの人間が1人だけというパターンが多かったりするが、「みんなの願い」はその逆パターンといった感じですね。サンプルが多過ぎるパターンは珍しいと思う。

●飛行機事故
 8巻を読んでいて気づいたこととして、「飛行機事故」というキーワードが出てくる作品が多かったりする。
 おそらく締め切りの少し前ぐらいに大きな飛行機事故があったのではなかろうか。
 8巻が出たのが1995年ということで調べてみたら、Wikipediaにちょうどよくまとめられたページを発見。
 航空事故の一覧 (1980年から1999年) - Wikipedia
 この中で1995年に近い年で、なおかつ日本で起こった航空機事故を探してみると、1994年4月26日の名古屋空港で起こった「中華航空140便墜落事故」というのが該当。たぶんこれが発想元ではないかと思う。当時ニュースでよく取り上げられていた記憶がある。
 中華航空140便墜落事故 - Wikipedia
 ちなみに「中華航空」は中国ではなく台湾の航空会社です。
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 「ショートショートの広場」は読者投稿作品を集めたショートショート集です。1巻から9巻までは星新一の編集ということなので、9巻から逆順に読んでみようと思ってます。




 ということで、9巻を読んだので2編を4コマ漫画にしてみました。

【4コマ】『ショートショートの広場9』より


 ショートショートの広場は、雑誌への読者投稿の中から、選者・星新一の採点が七点以上(十点満点中)だったものを集めたものです。巻末には星新一による各作品への一行程度の寸評も載っています。
 この寸評はショートショートを書きたい人には興味深いアドバイスが多いのではないでしょうか。
 例えば、「伏線が巧妙」「このところ、伏線にくふうをこらしたのが多い」「伏線につながりにくい」「伏線としてきいている」「もう少し伏線がほしい」などと何度も伏線についてコメントしているのをみると、伏線は重要なんだなぁと思わずにはいられないです。
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