うえぽんSW局

古いタイプの日記ブログです。気まぐれに更新してます。

2015年01月

 なんとゆでたまごを生卵に戻す方法が発見されたそうです。

 ASCII.jp:UCI、ゆで卵を「生卵」に戻す方法を発見

 ニュース記事を読んだ感じでは、どうやら発見したのは固まったたんぱく質を液状にする方法のようで、それに尾ひれがついて「ゆでたまごを生卵に戻す」というファンタジーな話になったのだと察します。

 ところでヒヨコを卵にする方法を知っていますか?

【4コマ】ヒヨコを卵にする方法
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 セキュリティ4コマ漫画と、どうでもいい4コマ漫画の2本立てです。

【4コマ】12345、54321


 つい先日、2014年のダメなパスワードランキングが発表されました。

 "123456" Maintains the Top Spot on SplashData's Annual "Worst Passwords" List
 (via. ITpro

 ランキング上位25は以下の通り。

 1  123456
 2  password
 3  12345
 4  12345678
 5  qwerty
 6  123456789
 7  1234
 8  baseball
 9  dragon
 10 football
 11 1234567
 12 monkey
 13 letmein
 14 abc123
 15 111111
 16 mustang
 17 access
 18 shadow
 19 master
 20 michael
 21 superman
 22 696969
 23 123123
 24 batman
 25 trustno1


 1234シリーズが上位を独占しすぎです。
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 4コマ漫画です。

【4コマ】高価な薬の効果

 以前読んだ『予想どおりに不合理』(Amazonリンク)という行動経済学に関する本からネタを持ってきました。
 行動経済学は心理学+経済学といった感じの学問です。
 その実験として、高価な偽薬(プラセボともいう)と安価な偽薬で効果に差があるのか実験したところ、なんと高価な偽薬のよく効くという結果が出たとか。
 つまりこの4コマのような出来事は起こりえるということです。


 【余談】
 今回は4コマ漫画のデザインを少し凝ってみました。日曜にやってる『サザエさん』のエンディングを見ていたら、次の画像のような技法を使っていたので、それを真似してみました。
直線一本で
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 『予想どおりに不合理』(ダン・アリエリー)を読了。




■行動経済学の本です
 『予想どおりに不合理』は“行動経済学”の研究を紹介した書籍です。
 行動経済学とは何か? 簡単に言うと経済学に心理学を取り込んだようなものです。どうやら従来の経済学は人間は合理的に行動すると考えていたようです。しかし実際の人間は合理的ではありません。不合理です。そして不合理ではあるものの、その行動はある程度予想できたりします。その予想できる行動を研究したのが行動経済学のようです。
 つまり題名の『予想どおりに不合理』というわけです。

■著者がNHK教育に出演していたから
 行動経済学の本は数あれど、なぜ多くの中からこの本を選んだかというと、著者のダン・アリエリー教授がEテレ(旧NHK教育)の『白熱教室』で講義をしていたからです。
 この『白熱教室』を見て行動経済学に興味を持ったので、その番組で講義をしていた人の本を選ぶというありふれた行動ですね。

■著者はイグ・ノーベル賞受賞者
 ダン・アリエリー教授は2008年のイグ・ノーベル賞(ノーベル賞のパロディ)を受賞しています。
 受賞した実験というのが『高価な偽薬(プラセボ)は安価な偽薬よりも効力が高い』というもの。
 一見ふざけた実験に思えますが、これがジェネリック医薬品のこととなると、あながち馬鹿にできない実験ではないでしょうか。

■予測によって味覚が変わる実験
 実験を1つ紹介。
 この実験は2種類のビールを試飲してもらい、良かったと思う方を選んでもらうというもの。
 2種類のビールの一方は普通の市販のビール。もう一方は市販のビールにバルサミコ酢を2滴垂らしたもの(通称MITブリュー)です。
 そして、酢について何も知らせなかった場合と、事前に知らせた場合とでどのように結果が変わるかを調べます。
 さて実験の結果はというと、酢について知らせなかったグループはバルサミコ酢入りのビールを選んだそうです。意外と評判が良かったようです。
 しかし、事前に酢が入っていることを知らせたグループでは全く別の反応で、混ぜものをしているビールを少し味見したとたん鼻にしわをよせ、普通のビールの方を求めたといいます。
 この実験から分かることは、人は事前に与えられた情報から味を予測し、予測によって味が変化してしまうということです。

■ペプシチャレンジ
 前述の実験と似たようなことをペプシ社とコカ・コーラ社がテレビCMで行っています(日本ではペプシのみ)。
 どちらのCMもペプシとコカ・コーラを試飲してどちらが好みか選ぶというものでしたが、ペプシ社のCMではペプシを選ぶ人が多く、逆にコカ・コーラ社のCMではコカ・コーラを選ぶ人が多かったそうです。
 さて、この2社は統計を誤魔化したのだろうか?
 その答えは両者の調査の仕方の違いによるもので、前述の実験のように、事前に与える情報によって結果が変わっていたとのこと。
 ペプシのCMではブランド名を伏せて飲み比べをしたのに対し、コカ・コーラのCMではどちらのコーラか分かった状態で試飲していたそうです。
 このCMの逸話から分かることは、ブランド名は意外にも味覚に作用するということです。


 他にも面白い実験がたくさん紹介されていますが、ここで取り上げるのはこれぐらいにしておきます。
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 『悪魔が来りて笛を吹く』(横溝正史)を読了。




■出だし
 昭和二十二年。椿家の主である椿英輔が何かを思いつめて自殺してしまう。その後、妻の秌子が死んだはずの夫英輔の姿を目撃したと怯えだし、それを心配した娘の美禰子が金田一耕助に助けを求めることとなる。
 というのがストーリーの出だしです。
 これ以降はサザエさんに置換して説明すると分かりやすいかもしれません。

■サザエんさんで説明
 自殺した椿英輔はサザエさんでいうとマスオさんにあたります。椿家(フグ田家)とはいっていますが、実際に家を支配しているのは妻の新宮家(磯野家)です。婿養子ではないがほとんど婿養子というのが似ています。
 そんなマスオさんが磯野家の重大な秘密を知ってしまい、思いつめて自殺してしまいます。
 その後、磯野家では殺人事件が起こり、犯人を探すこととなります。重要な手掛かりとなるのがマスオさんが知ってしまった秘密です。その秘密が分かれば、犯人も動機も一気に分かります。
 そしてヒントとなるのがマスオさんが生前に作曲したフルートの曲「悪魔が来りて笛を吹く」となります。


 これ以上はネタバレになるので書きません。
 とにかくこの秘密が気になってしょうがなかったので最後まで寝ないで一気に読んでしまいました。
 オチには驚かされました。このオチをサザエさんに置換するととんでもないことですよ。


■金田一さんがいてもいなくても…
【コミPo】金田一耕助が来たりて

 ミステリの主人公が訪れるところでは必ずと言って良いほど殺人事件が起こる。このことから主人公は疫病神ではないかと言われることもあるが、だからと言って事件が解決する前に去られても新しい殺人事件が発生して困りものである。
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【コミPo】2015年


 2015年あけましておめでとうございます。
 当ブログは何をするブログだったのか忘れてしまい迷走しきっていますが、今年もたまに更新していきたいと思います。

■羊頭狗肉は絶妙な選択
 今年はひつじ年。羊というと「羊頭狗肉」という四字熟語がいつも気になってしょうがないです。
 羊の看板を掲げて犬の肉を売っていたのが言葉の由来だそうですが、羊の看板というのが微妙だと思います。
 人を騙すのならもっと良いものを看板に掲げれば良いのにと思うのです。
 牛でも豚でも馬でも良いのです。この四字熟語が生まれる前は「牛頭馬肉」と言っていたそうで、当時でも牛や馬を食べるのは珍しくなかったようです。
 ではなぜ羊にしたのか?
 もしかしたら虚偽だとバレないギリギリのラインを選んだのではないか。つまり牛でも豚でも馬でもなく、羊を看板にしたのは微妙ではなく絶妙な選択だったのではないか、と推測したりします。


■十二支と12星座で共通の動物は?
 十二支と12星座の両方にいる動物は2匹います。
 そのうちの1匹が今年の干支の羊です(星座は牡羊座)。
 ではもう1匹は?
 自力で当てて欲しいので、答えはあえて書きません。(答えははググってください)
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