セガサターン版「麻雀悟空 天竺」のエンディングをyoutubeにアップしまた。
「麻雀悟空 天竺」はオートセーブなのでリセットを繰り返して何度も挑戦する手法が使いにくくエンディングに到達するのが非常に難しいゲームです。パワーメモリーやFDDにセーブデータをバックアップすればリセット攻勢も可能なのですが、パワーメモリーは認識しにくくFDDは入手困難だったりとなかなか面倒くさかったりします。
しかしエミュレータならそれも容易なのでエンディングをなんとか拝むことができました。インチキ臭いですがそれでも一ヶ月以上かかってしまいました。
エンディングを見て初めて知りましたが、麻雀悟空の声は緒方恵美さんだったんですね。
現在もまだプレイ中なのですが以下はミニ情報やミニ攻略です。
●当時のハードを制覇してる
セガサターンおよびプレステで本体同時発売でしたが、それ以外のハードでも出していたようです。ゲーム画面の見た目がスーパーファミコンレベルだったのでスーファミ版が最初かなと思っていましたが、調べてみると3DO版が最初だったようです。最近はさらにスマホ版も出ているらしいです。
1994年06月25日 3DO
1994年08月19日 スーパーファミコン
1994年11月22日 セガサターン
1994年12月03日 PlayStation(1999年06月03日には少し改良した「麻雀悟空 天竺 99」が出てる)
1995年03月24日 PC-FX
参考
麻雀ゲームソフト一覧 - Wikipedia
Category:ゲーム機別ゲームタイトル一覧 - Wikipedia
●上級をおすすめ
説明書には『上級をおすすめします』とさらりと書かれています。
なぜ上級がおすすめかというと初級だとエンディングもなく1級になったらその状態をずっと繰り返すことになるからです。せめて自動的に上級へ格上げしてくれればいいのですが、そんなものはないようです。
最初から上級を選んでおきましょう。
●初心者最初の難関
初心者にとって最初の難関は下の画像の大会かもしれないです。

初心者は役を作るのが苦手なのでとりあえずリーチをかけて役を確定しようとします。しかしこの大会ではリーチをかけるのは罠です。
この大会のルールでは裏ドラなし、槓ウラなし、一発もなし。リーチの特典がことごとく潰されています。リーチをかけても裏ドラはまったく乗らず1翻にしかなりません。さらに喰いタンありのルールなので、リーチをかけうようものなら素早く喰いタンで流されてリーチ棒をかっさわれます。
この大会ルールではリーチをかけずにダマで上がる腕が試されます。
●タコ打ちはコンビ打ちに見えることもある
以前の自分のブログで『どうもコンピュータ側はコンビ打ちをしている気がしてなりません』と書いたことがありますが、そのコンビ打ち疑惑に関する新しい推測です。
どうもコンピュータのキャラ付けのために「タコ打ち」するように設定されてるらしく、それが時としてコンビ打ちに見えるのではないかという推測です。
タコ打ちとは、片山まさゆきの麻雀マンガにときたま登場するもので、意味もなくリーチに突っ張ったり、意味もなく鳴いたり、意味もなくカンをしたりして麻雀上級者を苦しめるやつです。
下の画像はオーラスで最下位のコンピュータがピンフのみを上がったときものです。

オーラスで順位が変わらない上がりなのでこれはタコ上がりと言って良いと思います。トップ(この場合は自分)は逃げ切りたい場面なので、安い手でさっさと流してくれるのは助け船になります。この時はたまたま自分がトップだったのでコンピュータがアシストしてくれたと思いましたが、もしトップが他のコンピュータだったらどう思ったでしょうか? たぶん「コンピュータ同士でコンビ打ちしてる」と思ったかもしれません。これがコンビ打ちに見える現象だと推測します。
ちなみにここのキャラはたまに四暗刻の役満を上がってくるので油断なりません。このキャラはタコ打ちにありがちな暗槓・明槓をよくしてきますが、それをやるためにどうやら暗刻を抱え込んでおり、その抱え込んだ暗刻がたまたま運良く4つ集まって四暗刻になってしまうようです。

ちなみにのちなみにですが、この画像の自分は対子場と踏んで七対子を狙ってます。たしかに対子場でしたが、まさか四暗刻を上がられるとは思いませんでした。
●喰いタンなしにすると良いかも
プレイヤーが一部ルールを変更できるのは大きなアドバンテージです。積極的にルールを変更しましょう。
その一つとして喰いタンなしにするのがおすすめです。このゲームの喰いタンなしは『縛りの対象役と認めない』というものなので喰いタンでも1翻は付きます。ドラのみでは上がれないのと同じで、喰いタンのみでは上がれないというわけです。
この喰いタンなしによってコンピュータのタコ打ちをある程度は緩和できるかと思います。
ただし上の方に貼った画像の大会では喰いタンありが強制なのでこの対策は使えなかったりします。喰いタンはゲームバランスを決める重要なルール設定なのでしょう。
●その他、箇条書き
・コンピュータのリーチは字牌待ちが少ない。全くないわけではないが字牌待ちが本当に少ない。リーチが来たらあまり迷わずに字牌を切って良い。おそらくコンピュータのアルゴリズムは、字牌を早々に切る、シャボ待ち(トイツが2つある状態の待ち)を避ける、となっているので結果的に字牌待ちが減るのだと推測。
・地獄待ち(場に2枚見えている字牌の単騎で待つ)が通用する。普通の字牌待ちもよく振ってくれる。人間相手だと一回やると警戒して次はなかなか出してくれないが、このコンピュータは学習しないので何度でも通用する。しかし地獄待ちは当たり牌が1枚しかないのであまり良い待ちではない。
・コンピュータは危険牌を同順に切って処理しようとする傾向がある。字牌のドラが続けざまにパチッンパチッンと切られるのが分かりやすい例だと思う(このゲームではドラを切るとパチッンと大きな音が鳴る)。リーチがかかったときに切る牌も同順に同じ牌を続けざまに切っているのが見受けられる。これを逆に利用すると山越であがることもできたりする。
・追っかけリーチをするときは相手の現物待ちにすると他のコンピュータが振りこみやすい。一人リーチの時は読みが鋭くてなかなか振ってくれないコンピュータだが、二人リーチ時の読みは甘い気がする。
・喰い替えは自由となっている。喰い替えとは例えば234とメンツができてるときにドラの5を鳴いて2を捨てるというもの。ドラを捨てるとコンピュータは喰い替えしてくる。一発消しにも使える。
・大明槓で嶺上開花したときは大明槓させた人の責任払いになるルールとなっている。なので大明槓で直撃を狙うこともできる。コンピュータがやたら大明槓を狙ってくるが、トップ直撃を狙ってないこともあるので単にタコ打ちなだけかもしれない。
・説明書によれば、四槓算了(四槓流れ)は4つ目のカンをして嶺上をツモり、その捨て牌で誰も上がらなければ流局となる。
・上に付随して四槓子テンパイ時のカンの扱いも説明書に書かれている。なんでも5つ目のカンをされるとその時点で流局になるとのこと。しかしこれは「麻雀悟空 天竺」独自のルールと思われる。たいていは5つ目のカンは禁止されている。
・気のせいか九種九牌で流れることが多い。
・下の画像は流局して全員テンパイなので手を開いている状態。自分は中で上がれば大三元の役満。コンピュータは字牌を切りやすいはずなのだが、なかなか出てこない。流局して全員手を開いたがあと二枚あるはずの中がどこにも見えない。と言うことは二枚とも王牌の中。悔しい。

・オッス、オラ麻雀悟空!
余談になりますが、最近「ノーマーク爆牌党」を読みました。この漫画に刺激されて麻雀で闘牌したくり、手を出したのが今回の「麻雀悟空 天竺」と言うわけです。漫画ではライバルを如何に攻略するかが見どころでしたが、コンピュータ麻雀も法則性とか癖とかがあるので漫画のような攻略が楽しめてます。
「麻雀悟空 天竺」はオートセーブなのでリセットを繰り返して何度も挑戦する手法が使いにくくエンディングに到達するのが非常に難しいゲームです。パワーメモリーやFDDにセーブデータをバックアップすればリセット攻勢も可能なのですが、パワーメモリーは認識しにくくFDDは入手困難だったりとなかなか面倒くさかったりします。
しかしエミュレータならそれも容易なのでエンディングをなんとか拝むことができました。インチキ臭いですがそれでも一ヶ月以上かかってしまいました。
エンディングを見て初めて知りましたが、麻雀悟空の声は緒方恵美さんだったんですね。
現在もまだプレイ中なのですが以下はミニ情報やミニ攻略です。
●当時のハードを制覇してる
セガサターンおよびプレステで本体同時発売でしたが、それ以外のハードでも出していたようです。ゲーム画面の見た目がスーパーファミコンレベルだったのでスーファミ版が最初かなと思っていましたが、調べてみると3DO版が最初だったようです。最近はさらにスマホ版も出ているらしいです。
1994年06月25日 3DO
1994年08月19日 スーパーファミコン
1994年11月22日 セガサターン
1994年12月03日 PlayStation(1999年06月03日には少し改良した「麻雀悟空 天竺 99」が出てる)
1995年03月24日 PC-FX
参考
麻雀ゲームソフト一覧 - Wikipedia
Category:ゲーム機別ゲームタイトル一覧 - Wikipedia
●上級をおすすめ
説明書には『上級をおすすめします』とさらりと書かれています。
なぜ上級がおすすめかというと初級だとエンディングもなく1級になったらその状態をずっと繰り返すことになるからです。せめて自動的に上級へ格上げしてくれればいいのですが、そんなものはないようです。
最初から上級を選んでおきましょう。
●初心者最初の難関
初心者にとって最初の難関は下の画像の大会かもしれないです。

初心者は役を作るのが苦手なのでとりあえずリーチをかけて役を確定しようとします。しかしこの大会ではリーチをかけるのは罠です。
この大会のルールでは裏ドラなし、槓ウラなし、一発もなし。リーチの特典がことごとく潰されています。リーチをかけても裏ドラはまったく乗らず1翻にしかなりません。さらに喰いタンありのルールなので、リーチをかけうようものなら素早く喰いタンで流されてリーチ棒をかっさわれます。
この大会ルールではリーチをかけずにダマで上がる腕が試されます。
●タコ打ちはコンビ打ちに見えることもある
以前の自分のブログで『どうもコンピュータ側はコンビ打ちをしている気がしてなりません』と書いたことがありますが、そのコンビ打ち疑惑に関する新しい推測です。
どうもコンピュータのキャラ付けのために「タコ打ち」するように設定されてるらしく、それが時としてコンビ打ちに見えるのではないかという推測です。
タコ打ちとは、片山まさゆきの麻雀マンガにときたま登場するもので、意味もなくリーチに突っ張ったり、意味もなく鳴いたり、意味もなくカンをしたりして麻雀上級者を苦しめるやつです。
下の画像はオーラスで最下位のコンピュータがピンフのみを上がったときものです。

オーラスで順位が変わらない上がりなのでこれはタコ上がりと言って良いと思います。トップ(この場合は自分)は逃げ切りたい場面なので、安い手でさっさと流してくれるのは助け船になります。この時はたまたま自分がトップだったのでコンピュータがアシストしてくれたと思いましたが、もしトップが他のコンピュータだったらどう思ったでしょうか? たぶん「コンピュータ同士でコンビ打ちしてる」と思ったかもしれません。これがコンビ打ちに見える現象だと推測します。
ちなみにここのキャラはたまに四暗刻の役満を上がってくるので油断なりません。このキャラはタコ打ちにありがちな暗槓・明槓をよくしてきますが、それをやるためにどうやら暗刻を抱え込んでおり、その抱え込んだ暗刻がたまたま運良く4つ集まって四暗刻になってしまうようです。

ちなみにのちなみにですが、この画像の自分は対子場と踏んで七対子を狙ってます。たしかに対子場でしたが、まさか四暗刻を上がられるとは思いませんでした。
●喰いタンなしにすると良いかも
プレイヤーが一部ルールを変更できるのは大きなアドバンテージです。積極的にルールを変更しましょう。
その一つとして喰いタンなしにするのがおすすめです。このゲームの喰いタンなしは『縛りの対象役と認めない』というものなので喰いタンでも1翻は付きます。ドラのみでは上がれないのと同じで、喰いタンのみでは上がれないというわけです。
この喰いタンなしによってコンピュータのタコ打ちをある程度は緩和できるかと思います。
ただし上の方に貼った画像の大会では喰いタンありが強制なのでこの対策は使えなかったりします。喰いタンはゲームバランスを決める重要なルール設定なのでしょう。
●その他、箇条書き
・コンピュータのリーチは字牌待ちが少ない。全くないわけではないが字牌待ちが本当に少ない。リーチが来たらあまり迷わずに字牌を切って良い。おそらくコンピュータのアルゴリズムは、字牌を早々に切る、シャボ待ち(トイツが2つある状態の待ち)を避ける、となっているので結果的に字牌待ちが減るのだと推測。
・地獄待ち(場に2枚見えている字牌の単騎で待つ)が通用する。普通の字牌待ちもよく振ってくれる。人間相手だと一回やると警戒して次はなかなか出してくれないが、このコンピュータは学習しないので何度でも通用する。しかし地獄待ちは当たり牌が1枚しかないのであまり良い待ちではない。
・コンピュータは危険牌を同順に切って処理しようとする傾向がある。字牌のドラが続けざまにパチッンパチッンと切られるのが分かりやすい例だと思う(このゲームではドラを切るとパチッンと大きな音が鳴る)。リーチがかかったときに切る牌も同順に同じ牌を続けざまに切っているのが見受けられる。これを逆に利用すると山越であがることもできたりする。
・追っかけリーチをするときは相手の現物待ちにすると他のコンピュータが振りこみやすい。一人リーチの時は読みが鋭くてなかなか振ってくれないコンピュータだが、二人リーチ時の読みは甘い気がする。
・喰い替えは自由となっている。喰い替えとは例えば234とメンツができてるときにドラの5を鳴いて2を捨てるというもの。ドラを捨てるとコンピュータは喰い替えしてくる。一発消しにも使える。
・大明槓で嶺上開花したときは大明槓させた人の責任払いになるルールとなっている。なので大明槓で直撃を狙うこともできる。コンピュータがやたら大明槓を狙ってくるが、トップ直撃を狙ってないこともあるので単にタコ打ちなだけかもしれない。
・説明書によれば、四槓算了(四槓流れ)は4つ目のカンをして嶺上をツモり、その捨て牌で誰も上がらなければ流局となる。
・上に付随して四槓子テンパイ時のカンの扱いも説明書に書かれている。なんでも5つ目のカンをされるとその時点で流局になるとのこと。しかしこれは「麻雀悟空 天竺」独自のルールと思われる。たいていは5つ目のカンは禁止されている。
・気のせいか九種九牌で流れることが多い。
・下の画像は流局して全員テンパイなので手を開いている状態。自分は中で上がれば大三元の役満。コンピュータは字牌を切りやすいはずなのだが、なかなか出てこない。流局して全員手を開いたがあと二枚あるはずの中がどこにも見えない。と言うことは二枚とも王牌の中。悔しい。

・オッス、オラ麻雀悟空!
余談になりますが、最近「ノーマーク爆牌党」を読みました。この漫画に刺激されて麻雀で闘牌したくり、手を出したのが今回の「麻雀悟空 天竺」と言うわけです。漫画ではライバルを如何に攻略するかが見どころでしたが、コンピュータ麻雀も法則性とか癖とかがあるので漫画のような攻略が楽しめてます。
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