『犬神家の一族』(横溝正史)を読了。
 何度も映画化やテレビドラマ化しているので超有名ですが、『犬神家の一族』は金田一耕助が主人公のミステリーものです。見たことも読んだこともないという人でも、「スケキヨと呼ばれる覆面をした人」や「湖に逆さまになって足だけを出している死体」というのは知っているかと思います。




 ストーリーを端的に4コマ漫画で説明するこんな感じです。
【4コマ】『犬神家の一族』はこんな話


 わかると思いますが、物語上重要なのは4コマ目ではなく2コマ目と3コマ目の方です。
 親族ではないのに遺産を相続(正確には相続ではなく遺贈らしい)したら相続税が割り増しされるのではないか? という疑問が湧いてきましたが、どうやらその疑問はすでに書籍にもなっていて解決済みだったようです。




■犬神佐兵衛(さへえ)はスケベエ説
 ググってみると同じことを考えている人がすでに何人もいるようです。
 遺産を遺したのが佐兵衛(さへえ)。その三人の孫の名前は、佐清(すけきよ)、佐武(すけたけ)、佐智(すけとも)。孫の方に倣って佐兵衛の「佐」を「すけ」と読むと「スケベエ」となります。
 これはもしや作者からの隠しメッセージ的なものなのでしょうか? 実際に物語を読み進めてみると、佐兵衛はスケベエ(好色家)だったと判明するわけですが。