本当は前回の「読んだ」からすでに5冊ぐらい読んでますが、1エントリーに書くのは多いと思うので今回は2冊。

かぼちゃの馬車 (新潮文庫)
新一, 星
新潮社
1983-10T



凶夢など30 (新潮文庫)
新一, 星
新潮社
1991-12-24



 というわけで、『かぼちゃの馬車』から一遍。

【コミPo】「なるほど」


 これに似たニュースが最近あったなと思ったら、去年オーストラリアであった下のニュース。
 「異世界から来たので法律は適用されない」と警官を車で引きずった魔女 - GIGAZINE
 現実が後からついて来たということなのかな。

●『凶夢など30』
 正直な感想を書いてしまうと、ちょっとオチが弱いものが多いかなぁと思います。
 新潮文庫は背表紙にある数字でその作者の刊行順が分かるのですが、『凶夢など30』は44番目に刊行されたものです。
 星新一の死後に刊行された『天国からの道』が51番目なので、かなり後半に刊行されたことになります。
 ネット上の評判を見ていると人気作品は若い番号に収録されているものが多いので、終盤のはやっぱり評価が分かれるのでしょうかね。

【余談】
 「現行犯逮捕」は警察じゃなくてもできるそうな。
 しかし小説などでは警察に現行犯逮捕してもらった方が法律に関する面倒な手続きが少なくなるのでその方が良いかもしれない。