AviUtlのプラグイン「FFTローパスフィルタ」を作ってみました。いつものページにアップしてあります。
AviUtl プラグイン フィルタ by うえぽん
FFTWというライブラリを使ってるのでGPLになるかもしれません。ソースはいつでも見られる状態にしてあります
FFT(高速フーリエ変換)を使ったローパスフィルタは画像処理の本によくあるので、ネット検索すれば紹介しているサイトがたくさん見つかると思います。
それでは簡単なガイダンス。
まず下がこれから加工する元の画像です。爆風がセガサターン独特のメッシュになってます。

FFT(高速フーリエ変換)してパワースペクトルを表示したのが下の画像です。

FFTWの高速化のため通常のパワースペクトルと違い、横のサイズが半分+1です。また左上と左下が低周波成分。画像の中央が高周波成分となってます。爆風のメッシュのおかげで高周波成分が強く出ているのがわかります。
次に、よくあるローパス処理したのが下の画像です。低域(ロー)を通過(パス)させるからローパスです。

そして、上手い具合に高周波成分だけカットしたのが下の画像です。

メッシュが半透明っぽくなりました。実はローパスフィルタのアンチエイリアスの効果を求めて作成したのですが、メッシュが上手い具合に半透明になったので驚きました。
ちなみに、注意点として、下記の左の■のように輪郭がはっきりしたもの対して周波数成分をバッサリとカットしてしまうと中央の■のように波紋が出てきてしまいます。今回のフィルタではw(%)の値をいじることでカットオフ周波数の前後を少し残して右の■のようにスムーズにすることができます。

【余談】
SSFなら設定でメッシュを半透明化できるが、メッシュじゃないセガサターンはなんか変な感じがするのです…。
AviUtl プラグイン フィルタ by うえぽん
FFTWというライブラリを使ってるのでGPLになるかもしれません。ソースはいつでも見られる状態にしてあります
FFT(高速フーリエ変換)を使ったローパスフィルタは画像処理の本によくあるので、ネット検索すれば紹介しているサイトがたくさん見つかると思います。
それでは簡単なガイダンス。
まず下がこれから加工する元の画像です。爆風がセガサターン独特のメッシュになってます。

FFT(高速フーリエ変換)してパワースペクトルを表示したのが下の画像です。

FFTWの高速化のため通常のパワースペクトルと違い、横のサイズが半分+1です。また左上と左下が低周波成分。画像の中央が高周波成分となってます。爆風のメッシュのおかげで高周波成分が強く出ているのがわかります。
次に、よくあるローパス処理したのが下の画像です。低域(ロー)を通過(パス)させるからローパスです。

そして、上手い具合に高周波成分だけカットしたのが下の画像です。

メッシュが半透明っぽくなりました。実はローパスフィルタのアンチエイリアスの効果を求めて作成したのですが、メッシュが上手い具合に半透明になったので驚きました。
ちなみに、注意点として、下記の左の■のように輪郭がはっきりしたもの対して周波数成分をバッサリとカットしてしまうと中央の■のように波紋が出てきてしまいます。今回のフィルタではw(%)の値をいじることでカットオフ周波数の前後を少し残して右の■のようにスムーズにすることができます。

【余談】
SSFなら設定でメッシュを半透明化できるが、メッシュじゃないセガサターンはなんか変な感じがするのです…。
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