うえぽんSW局

古いタイプの日記ブログです。気まぐれに更新してます。

タグ:1ページ漫画

 1ページ漫画です。

【1ページ漫画】珍しい博物館

 発想の元になったのは『必笑小咄のテクニック』(米原万里)という書籍に書かれていた以下の小咄です。
 当博物館は世界的にも大変貴重な、希有ともいえる歴史的遺構や遺物の宝庫である。なかでも最も珍しいものは、訪問者である。

 元は笑い話なのにホラーになってしまいましたが、笑い話というのは視点を変えるとホラーになるのではないかと思ってます。他人から見ると笑い話でも、本人にしてみたら笑い事でないことはよくあるものです。


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 福岡の3億8千万円強奪事件、メルカリの現金出品など最近現金に関する事件・ニュースが相次いでいましたが、それを見ていて頭に思い浮かんだ話を1ページ漫画にしてみました。

【1ページ漫画】現金ひったくり

 ところで中国では電子マネーが急速に普及しているそうです。
 普及した要因の一つとして、偽札が大量に流通していたため現金に対する不信感があったというのがあげられるようです。
 さて、上の1ページ漫画も現金ではなく電子マネーだったら偽札オチは使えなくなります。その場合どのようなオチにすれば良いか考えてみましたが、何も思いつきませんでした……。
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 だいぶ前のことになりますが、タイトルに惹かれたので読んでみました。
 青空文庫で無料で公開されていますが、自分が読んだのはkindle版です(kindleも青空文庫からのものですが)。

 青空文庫:図書カード:地球の円い話


地球の円い話
中谷 宇吉郎
2013-10-21



 内容は有効数字について分かりやすく書かれたエッセイです。
 冒頭部分に書かれているのが小咄としても面白かったので1ページ漫画にしてみました。

【1ページ漫画】地球円い

 エッセイではここから有効数字は3桁もあればかなりの精度になることが説明されていきます。
 中谷宇吉郎は世界で初めて人工雪の製作に成功した人だそうです。『知ってるつもり』というテレビ番組が昔ありましたが、それで紹介されていたのを自分はおぼろげに憶えていました。
 このエッセイが面白かったので青空文庫で公開されている分はすべて読んでしまいました。数は多いですが、短いエッセイなのですぐに読破できます。

 青空文庫のほとんどは昔の文豪の小説がばかりですが、こういう科学エッセイも良いものです。


 余談。
 頭の部分だけ地球にして擬人化する方法は『まんがサイエンス』の真似です。

まんがサイエンス 1
あさり よしとお
学研プラス
2012-09-05

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 ネット上の偽ニュース(フェイク・ニュース)を信じた男がピザ店に押し入って銃を発砲する事件がアメリカで発生したそうな。なんでもネット上にはそのピザ店を名指しして「児童売春組織の拠点だ」とする偽ニュースが拡散していたとのこと。

 ニュースソース
 ネットデマ信じピザ店で発砲… 偽ニュースの危険性、米で懸念増大:AFPBB News

 さて、この事件から想像(妄想)したことを1ページ漫画にしてみました。

【1ページ漫画】フェイクニュース

 フェイク・ニュースを報じるニュースもフェイクだったなんてことはなかろうか。
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 曇天文庫でまとめられているシャーロック・ホームズのシリーズを読了。
 青空文庫プロジェクト杉田玄白で公開されている翻訳を、koboやkindleで読める形式にしてまとめたものです。
 アーサー・コナン・ドイル「シャーロック・ホームズ」 - 曇天文庫(リンク切れ)

 最近NHKでやっていた人形劇や、かつて宮崎駿も関わった犬を擬人化したアニメは見ていたのですが、原作は今まで読んだことがありませんでした。
 たまたま何の気なしに読んでみたら結構面白かったので、曇天文庫でまとめられている分を全部読んでしまいました。
 ほとんど短編なので一つの事件を30分〜1時間ぐらいで読めてしまうのがお手軽で良かったです。

 数々の事件の中で一番気に入ったのは『赤毛連盟』です。原題はThe Red-Headed Leagueで、邦題は他にも『赤毛組合』『赤髪組合』『赤髪連盟』『赤毛クラブ』などあるそうです(wikipediaより)。

 というわけで、今回は『赤毛連盟』の導入部分のあらすじ漫画にしてみました。
 おそらくこれだけでも推理できると思います。結末の部分は描(書)きません。自分で推理してください。答えは青空文庫で読めます


【コミPo】【1ページ漫画】赤毛連盟


 質屋の御主人が全く意味のないことをさせられているのが実は別の人物にとっては意味のある行為、というのがナンセンスでユーモラスな話だなと思います。
 こういう話はミステリよりもショートショートに引き継がれているのではないでしょうか。
 星新一の作品に『シャーロック・ホームズの内幕』というのがありましたが、それがこの『赤毛連盟』のパロディとなっています。他にも『赤毛連盟』のトリック(通称“赤毛トリック”)を使った作品がいくつかあったと思います。


【余談】
 それにしてもシャーロック・ホームズが現代では考えられない危ない薬をやっているのに驚いた。
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